アマチュア無線&会員皆様第一のJARL運営、
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カリフォルニアからのコールにもビックリ
お手軽移動運用を実践し楽しみました!
皆様、気候も良くなり、移動運用が手軽に楽しめる季節の到来です。
お一人でも多くの皆様に、移動運用を通してアマチュア無線をお楽しみいただきたいと、ここに、お手軽に移動運用を楽しんできました使用設備や設置方法を掲載、その詳細を下記にご報告させていただきます。
移動運用、決して難しいことはありません。ぜひ参考にしてお楽しみいただけますと嬉しいです。
4月5日の土曜日は少し早起き、5時30分に自宅を出発、環状7号線を北上し甲州街道へ、甲州街道から首都高速を経て中央自動車道へ、途中府中バス停付近では早くも交通渋滞が。中央自動車道八王子ジャンクションから圏央道へ、圏央道「日の出インター」で下りて、都道並びに国道を経由して東京都西多摩郡へと車を走らせました。
都道206号線(檜原街道)にて檜原村を経由して奥多摩周遊道路へ向かう予定でしたが、都道206号線は斜面崩落による通行止めのため、都道45号線から国道411号線、国道139号線を利用し、奥多摩町、奥多摩湖北側から奥多摩周遊道路へと向かいました。
※都道206号線は4月12日に通行止めが解除、片側交互通行になりました。
午前8時過ぎに奥多摩周遊道路に到着、外気温は3℃、路肩には残雪が残っています。標高1,100mは、まだまだ冬の状況でした。
「浅間尾根駐車場」の一角をお借りして、10時過ぎから18時まで休憩・昼食をはさみながら、画像のようなお手軽スタイルで、433MHz/50MHz/7MHz帯の順に移動運用を楽しみました。
皆様、FBな交信ありがとうございました。少し紹介させていただきます。
使用トランシーバは、FT-857DM・FT-991M・FT-991AM、電源は、バッテリー並びにインバータ発電機(HONDA:EU9i)を使用しました。
※お手軽移動運用WEBサイトはこちら ➡ JG1KTCのお手軽移動運用
◆433MHz帯
設備・アンテナ:GP-93 コメット社 144/430/1200MHzトリプルバンドGP
周波数・利得:144MHz:4.5dBi /430MHz:7.2dBi (5/8λ 3段)/1200MHz:10.0dBi
全長:1.78m 重量:1.15kg
アンテナ設置方法:車のルーフに設置したベースキャリアの活用。ベースキャリアに、クロスマウントを取り付け、約20センチ長のアルミ製パイプをホルダーとして設置します。
このパイプの下端を折り曲げて、一段径の小さいパイプを差し込んだときにストッパーにさせています。
このパイプにGPアンテナを差し込むだけでアンテナが簡単に設置できます。
60局もの多くの皆さんと感動のQSO、いくつかのエピソードをピックアップしました。
八方美人のGPアンテナでCQを出すと、三鷹市の後藤さんからコールが、これまで多くの移動運用で交信いただいており、久々の交信に感激しました。
いつもコールいただく文京区の渡邉さんからもコール、いつも適切なアドバイスに感謝、励まされ私も元気をいただきました。
千葉県の最南端、館山市の安斎さんからもコールいただきました。いつもありがとうございます。
千葉県市原市の多田さんからもコール、千葉県の海辺のホテルでJARL千葉県支部大会の前夜祭「わたまいさんと一緒にカラオケが懐かしいですね」とのコメントもいただきました。
「アウト・ドア・ハムの集い」などにもご参加いただいたことを懐かしく思い出しました。
千葉県木更津市の平田さんとは、なんと1980年以来の45年ぶりのQSO、とてもビックリ、再会を喜びました。
山岳移動アワードにチャレンジいただいている埼玉県所沢市の内藤さんからもお声が掛かりました。
アワードの申請をお待ちしています。
SNSでお世話になっている港区の能登OMからもコールいただきました。
東京国際空港羽田へ向かって着陸態勢の旅客機の騒音に悩まされているとのコメントもいただきました。
空港から近い私の住まいの上空も、ときおり空港をエアボーンした旅客機がゴーと爆音を響かせてクライムしていきます。近いからやむなしですね。
ポケットサイズのハンディトランシーバVX-3単体で、横浜市中区の山下公園移動の浅岡さんとも交信、今日の最終便で東京国際空港羽田から単身赴任先の鹿児島に帰るとのことでした。
VX-3単体運用にもかかわらず交信できて喜ばれておりました。
鹿児島からHF帯にもQRVしているとのこと、次回の交信とカード交換を約束してファイナルとなりました。
青梅市御岳山の「長尾平」移動の望月さんは、日の出山から御岳山に縦走してきたとのことでした。
以前に、ATV&移動にアクティブなJA1AKA荒川さんと一緒に、日の出山から運用をしたことを懐かしく思い出しました。
ちょうどお昼の時間帯に、江東区移動の児玉さんは有明のビルの工事現場8階から運用しているとのことでした。工事現場からのQRVにビックリでした。
山西県大月市扇山移動の山野さんからもお声がけいただきました。移動運用を楽しまれいるようでした。
東京都江戸川区移動のさかいさんは、4局で葛西臨海公園にてお花見と移動運用を楽しまれているとのこと、楽しい雰囲気が伝わってきました。
埼玉県所沢市在住の須藤さんは、伊豆大島三原山の展望台から、伊豆大島に1週間ほど滞在とのこと、大島ライフを楽しまれておられました。
千葉県木更津市移動の福山さん、2月の交信時は「開局して5局目のQSOで手が震えている」と話されていましたが、今日は木更津港へ移動して移動運用を楽しまれているようでした。
土曜日の移動運用は少しゆっくりと交信を楽しみました。
ピックアップできなかった皆さん、お許しください。次回よろしくお願いいたします。
あっという間に時間は立ち、13時をまわったところでひと休み、ランチタイムとしました。
◆50MHz帯
設備・アンテナ:RGBシングルデルタループアンテナ JA6RGB宮崎OM制作
重量:830g 仕舞寸法:78cm
エレメントパイプ:16φ、13φ、10φ(アルミ厚1mm)と広帯域無調整。
その他:ボルトナットはステンレス製 軽く丈夫なSUSワイヤー。
アンテナ設置方法:車のルーフに設置したベースキャリアの活用。ベースキャリアに、クロスマウントを取り付け、約20センチ長のアルミ製パイプをホルダーとして設置します。
このパイプの下端を折り曲げて、一段径の小さいパイプを差し込んだときにストッパーにさせています。
このパイプに、デルタループアンテナの伸縮マストを差し込んで伸縮ポールを伸ばせばアンテナの設置完了です。
ランチのあと、14時過ぎから16時過ぎまで50MHz帯にQRVしました。
静かな6mにもかかわらず38局もの多くの皆さんと感動のQSOを楽しみました。いくつかのエピソードをピックアップして紹介させていただきます。
CQを出したとたんに、いつもお声がけいただく千葉市稲毛区の今野さんからコールが、そのスピードにビックリでした。
東京西東京市のこたじまさんは、40年ぶりにカムバックされたとのこと、「お帰りなさい!」と、発してしまいました。
東京港区の能登さんからもコールが、アンテナは西の方を向いていませんがとのこと、山岳反射などの電波伝番の様です。こちらも超お手軽なシングルデルタループアンテナですので。
町田市の定本さんから、1983年1984年と6mで交信歴がありますとのこと、懐かしみました。
ある年のみちのく移動サービス、移動運用ハンドブック掲載の記事を紹介させていただきます。
◆移動運用ハンドブック 1993年5月発売 高尾 義則 (著)
放牧場・牛が出迎え!
岩手県陸前高田市のリクエストをいただき、50MHz帯で1エリア向け本格的なサービスを行ったときのことだった。
良い移動ポイントはないかと岩手県一関市厳美町の佐藤OMに打診すると、誰も知らない絶好のポイントがある。
ここなら確実に1エリアとグランドウエーブで交信できるとのこと、案内していただくことにした。
モービルを走らせると、どんどん山の中へ、どこまで来たのかまったく分からくなるほど道路が無くなった。
どうするのかと思いきや、一面牧草地帯、牛の放牧場の中を走る。
まさかとは思っていたが、グングン上って行くと360°見晴らしの利くロケーションに出た。
ここは、陸前高田市・気仙郡・東磐井郡との境界の標高689mの内野峠だった。境界線の杭には陸前高田市の印があった。
こんなとこから運用するなんて・・・と思ったが、運用を開始して電波の飛びに納得してしまった。
最高の移動運用ポイントだった。やっぱり自然はいいなあと感激した。
この放牧場からの運用で、陸前高田市をゲットした局も少なくなくないであろう。この日一晩の総交信局数は600余局だった。また、パイルアップに酔ってしまった。
移動運用ハンドブックより抜粋
東京都板橋区の内田さんがらもコールいただく、ベランダアンテナにてQRVとのこと、しっかりと届いておりました。
東京都大田区の酒井さんからもコールが。酒井さんは「みちのく移動サービス」で幾度も交信いただいことがありました。電波伝播状況のレポートなど、とてもありがたかったことを懐かしく思い出しました。
◆移動運用ハンドブック プロローグより
1992年のみちのく移動サービス、8月8日の岩手県東磐井郡室根村室根山標高895mへ、単独峰の室根山を「岩手県内最高の移動ポイントだ」と自負している。 なぜなら、南方面は何の障害物もない。天候の良いときには仙台平野が一望できるし、東には太平洋が青く輝いている。西には栗駒山、そして北には岩手山。素晴らしいロケーションだ。
中略
18時25分、東京大田区の酒井さんとQSO。「安定して大変に良く入感していますよ。コンディションがいいですね」とのレポートにますます気を良くしていた。
中略
VKはじめ総交信局数320余局。多くの局と交信できた満足感・充実感でいっぱいだった。
今回も、多くの局からファースト東磐井郡、ファースト岩手県とのコメントをいただいた。また、今後のスケジュールを聞いてきた局も少なくなかった。明日は、一関市からのQRV予定だ。午前0時室根山を後にし、ベースキャンプのある一関市へと向かった。
移動運用ハンドブックより抜粋
時刻は16時をまわって、50MHz帯では「私の電波しか聞こえていない」とのレポートもいただきました。
ちょうど交信が途切れたところで、7MHz帯の運用へQSYしました。
◆7MHz帯
設備・アンテナ:ラディックス社 RDL-4000(現在はGタイプ)
エレメント長:片側約5.2m(短縮型1/2λ ダイポール)
重量:2.2㎏(バランを除く)
アンテナ設置方法:7MHz帯は、移動運用アンテナを多数販売しているRADIX社の伸縮ダイポールアンテナRDL4000シリーズ、JG1KTCのアイデアも取り入れて商品化された片側のエレメント長が5m超と短縮率が50%以内の理想のアンテナです。
エレメント部が3段の振出式となっておりコンパクト収納可能な逸品、お手軽ながら本格的運用の際の愛用品でもあります。
フジインダストリー社製のタイヤベース&伸縮ポールを活用して簡単にアンテナを設置しました。伸縮ポールは現在(株)三共さんより製造販売されております。
★RDL4000での運用のアドバイスはこちら ➡ お手軽に充実のHF帯移動運用
7MHz帯のアンテナを設営し、バンド内をワッチし空き周波数を探しますが、電波の入感状況が良く、なかなか見つかりません。
7.157と上の方の周波数ですがやっと確保、時計は17時になっていました。
SSBモードでCQを出すと、早速、茨城県水戸市の川津さんからコールが、ちょうど1年ぶりの再会となりました。
その後は途切れることなく各エリアからコールをいただき、約1時間の運用、9エリアを除く各エリアの方々26局と交信できました。
その中でも、アメリカ、ロサンゼルスの局からのコールには驚きました。
まさか、こんな簡単設備で、アメリカまで電波が届いているとは夢にも思いませんでした。
まさに感動との遭遇の瞬間!でした。
エアーモービルで幾度も交信させていただいた埼玉県川越市の宮崎さんからもコールいただきました。
神奈川県横浜市の今野さんからも、本日433MHz帯に続いて2ハンドQSOとなりました。ありがとうございました。
18時を過ぎて夕闇も迫ってきましたので、交信を惜しみながらQRTしました。
◆最後に
標高1,100mを超える奥多周遊導路からの運用は「標高というタワーの威力は絶大、出力にも勝る!」を体感することが出来ました。
またアマチュア無線、移動運用で感動のひと時を過ごすことが出来ました。
7MHz帯のフォーンでは、アメリカ合衆国カリフォルニアからコールいただき驚きと感動でした。
移動運用を楽しめて「移動運用に行きたい症候群!」もひとまず寛解となりました。
今回の移動運用、交信の中で「JARLに入会していない!」「JARLやめた!」とコメントがとても気になりました。
その中でも、長年JARLにご入会されたいた局が「JARLやめた!」とのコメントにとても残念でした。
QSLカードの転送に約1年も要し、改善が図られないことを、お話しされる方もありました。
装備を撤収、午後6時半を過ぎるとあたりは真っ暗に、さらに風も吹き始め、気温も下がってきました。
慎重にハンドルを握り自宅へと向かいました。
中央自動車道は、少し渋滞が残っており、石川パーキングエリアでひと休み、英気を蓄えました。
無事に午後9時半過ぎに自宅に戻りました。本日の走行距離は260キロでした。
自宅からもQRVします。
そして、また移動運用に出かけます。聞こえておりましたら交信よろしくお願いいします。
JG1KTC 高尾義則
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このブログは、アマチュア無線を愛し会員皆様第一のJARL運営に人生を捧げ会長を7年間務めさせていただいたJG1KTC髙尾義則が、アマチュア無線への熱い思い、会員皆様主役のJARL組織運営復活、会員皆様が快適にアマチュア無線をお楽しみいただけるようなJARL運営を願って、発信しております。
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皆様に深謝! JARL会長7年/理事15年
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CQ誌アウト・ドア&移動運用セミナー連載執筆33年
JG1KTC 髙 尾 義 則
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