山岳から「お手軽移動運用」を楽しむ
18日の日曜日、午前中所用を済ませてから午後3時自宅を出発、お手軽移動運用を楽しみました。どうして午後3時出発なのと思われる方もいらっしゃると思いますが、交通渋滞を避けて時差移動運用なのです。
環状七号線外回りは渋滞もなく、関越自動車道では所沢料金所に並ぶ渋滞車列を横目で見ながら順調に走行しあっという間に川越インターに到着、時計を見ると午後4時、なんと1時間で自宅から川越に到着、これまでにない最短所要時間にビツクリしました。秩父方面へと車を走らせ奥武蔵グリーンラインへ、顔振峠付近には残雪もあり慎重にハンドルを握りました。標高600mを超えると道路のあちこちに残雪があり日陰は凍結していました。午後5時過ぎに目的地である飯能市の飯盛峠(標高770m)に到着、あたりは夕暮れ、木立に囲まれた峠、あたり一面に真っ白な残雪が残っていました。
無線機はIC-7000M、電源は車のバッテリーですから出力20W、アンテナは車のルーフキャリア右側に2m長の144/430ノンラジアルモービルホイップアンテナ、ルーフキャリア左側にコメット社の144/430/1200MHzトリプルバンドGPアンテナGP-93を設置し切り替えながら運用しました。GP-93はアンテナマストを差し込むだけの簡単装着であっという間に設営完了しました。
IC-7000Mでテレビを見ながらまずは腹ごしらえ、写真のような車の助手席に設置してあるオペレーションディスクを活用し小雪がちらつく中、午後6時過ぎから144MHzSSBでQRV開始。栃木県鹿沼市のJG1LBQ福冨さんと1stQSO、モービルホイップアンテナと言う簡単装備にもかかわらず7エリア福島県白河市のJA7XZZ高橋さんからもコールいただきビックリ感激でした。雪の中からの運用とのインフォメーションに皆さんびっくりされていました。多くの方から、JARLのQSL転送が早くなったと感じているとの情報をいただきました。今後、さらに早期・安定した転送を期待しているとのコメントもいただきました。
その後430MHzにQSYし午後10時まで福島県と一都七県の50局と交信を楽しみました。交信いただきました皆さんありがとうございました。外気温は零下ですがGPアンテナを外すだけの簡単撤収、路面は凍結に注意しながら安全運転、関越自動車道の渋滞も解消し日付が変わった零時半に自宅に到着しました。
お手軽装備、快適環境の車内からぬくぬく移動運用で「標高と言うタワーの威力は絶大、パワーにも勝る」を実感しながらのんびりとQSOを楽しみました。
皆さんも、応答率がアップする寒い季節の移動運用、安全第一で手軽に自由気ままに移動運用を楽しんでみませんか。移動運用ってこんなに簡単、こんなに手軽、こんなに多くの局に呼ばれると感動するに違いありません。一度やったらやめられなくなること間違いなし!です。
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