2月11日(祝)午前9時から午後3時まで開催された第27回関東UHFコンテストに、埼玉県飯能市と入間郡越生町にまたがる飯盛峠(いいもりとうげ・標高770m)に移動して参加しました。峠の頂上にはエフエムナックファイブの送信所が置かれていることでご存知の方も多いと思います。参加の様子を報告します。
11日は早起き、真っ暗なうちに自宅を出発、道路はガラガラ、奥武蔵グリーンラインは一部に残雪や凍結があるものの思ったより走行しやすく、7時過ぎに飯盛峠に到着できました。もちろん安全第一です。
飯盛峠は、写真のように周囲の木々が昨年にも増して成長し、残念ながら全く視界がなくUHF帯にとってはNGなロケーションとなっていました。
早速、タイヤベースと伸縮ポールを活用してアンテナ設営、八方美人のコリニアタイプのダイヤモンドアンテナ製X-7000を設置、無線機を写真のようにセットして準備完了。
運用をと思うも八方美人だけあってなかなか空き周波数が見つからず、やっとのこと432.xxMHzをお借りして運用開始。
数局と交信後にコンテスト開始、今回は固定からコンテストに参加される茅ヶ崎市の7N4WCU宮沢さんとのナンバー交換を皮切りにコンテスト開始、多くの方との交信を楽しみました。
今年初QSOで新年(旧正月?)のごあいさつや、久々の感激のQSOなど、コンテストナンバーの交換だけにとどまらずQSOを楽しみました。思いがけない交信に感激のシーンも多々ありました。
いつもお世話になているJARL理事会で隣席のJH1UBU根本関東地方本部長とも初交信。筑波山のつつじヶ丘駐車場からQRVされているとのこと、感激のナンバー交換でした。
楽しい交信、ナンバー交換をさせていただきました多くの皆さんに厚く御礼申し上げます。
QSLカードは、今月末にJARLビュロー経由でお送りします。転送も早くなり3ヶ月ほどでお手元に到着するかと思います。楽しみに?お待ちいただければと思います。
ただ、昨年よりも2割減の交信局数となりました。標高というタワーの威力も、UHF帯では高く伸びた周囲の木々の成長には勝てなかったのではと思います。
お昼頃には、気温零下1度に、霧雨、峠は濃霧におおわれてしまいました。
その後、雪もちらつく天候となりさらに冷えてきました。午後3時コンテスト終了、6時間あっという間に過ぎてしまいました。
遅い昼食をとりほっと一息、その後撤収となりました。
さあ撤収開始と思いきや、霧雨、ガスのかかる中での運用でしたので伸縮ポールに付着した水滴が凍り伸縮ポールのリングが回らず縮めることができません。
アンテナを縛っている紐も凍結してカチカチ、アンテナに付着した水滴が凍結してねじも回らず分解できません。
まずは、木づちで氷を割ってからの撤収となりました。写真は割った後のひびは割れた氷です。
雪国の方なら当然のことでしょうが、私は久々の体験となりました。
その後、なんとか撤収完了、視界も悪く冷たい雨も強くなる中、帰路につきました。
悪天候が幸いしてか、関越高速道は渋滞もなく午後7時過ぎに無事自宅に帰着しました。
以上、コンテスト参加報告でした。移動運用でまた多くの感動に出会うことができました。皆さんはいかがでしたか?
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