９名の参加者全員が14000㌔離れた南極との交信に成功！

９名の参加者全員が14000㌔離れた南極との交信に成功！

 ５月５日，南極昭和基地に開設されたJARL（日本アマチュア無線連盟）の南極局8J1RLは，毎年５月５日のこどもの日に日本国内の小・中・高校生を優先して交信をおこなう「こどもの日」の特別運用を実施しています．

今年は，第60次南極地域観測隊の皆様が「こどもの日」の特別運用を実施しました．

東京都豊島区のJARL本部に開設したJARL中央局JA1RLが南極局との交信に臨みました．

21MHz帯にて17:00から呼び出しを開始，しばらく聞こえるのはノイズのみで諦めかけていた参加者もありましたが，次第にコンディションが上昇し南極局の声が聞こえるようになりました．

会場内からは交信できるのではとの声が，こわばっていた皆さんの顔も次第にほころびます．

17時40分頃より参加者が次々とオペレート，コンディションの変動が激しい中，10W出力でも南極と交信，参加者９名全員が南極局と交信に成功しました．

最後に，参加者９名全員に，8J1RL南極局と交信できたことその感動を記念して「交信証明書」をお渡ししました．

ご父母，南極OB，報道各社，関係者etc，参集した全員がこの感動を共有することができました．

JA1RLほか各地の局と交信をご担当された里中様はじめオペレートいただいた皆様，第60次南極地域観測隊の皆々様に厚く御礼申し上げます．

周波数をクリーンに見守っていただいた皆様にも感謝申し上げます．ありがとうございました．

最後に，準備運営を行ったJARLの皆様，JA1RL運用委員会の皆様，関係いただいたすべての皆様に感謝，お礼申し上げます．

速報はこちら：https://www.jarl.org/Japan…/2_Joho/News2019/2019_news-5.htm…