山岳から楽しみました!
第36回関東UHFコンテストに参戦
2019年,関東地方では今年も2月11日(祝)に,36回を数える関東UHFコンテストが開催されました.
JG1KTCは,今年も埼玉県飯能市の奥武蔵グリーンライン沿い標高約740m地点から参加しました.
(画像は,木々に囲まれた運用ポイント,こんなところで電波は飛ぶの?と思われる方もいらっしゃると思いますが・・・.木々の隙間から強い日差しが届いておりました)
11日(祝)の早朝,東京大田区は低気圧の影響で9日に続いてなんと降雪,早起きして自宅を出発,環状8号線を経由して国道16号,国道299号線を経て奥武蔵グリーンラインへ,奥武蔵グリーンラインは積雪もなく黒山展望台(標高約600m)を越えたあたりから路面の凍結や積雪があり,4WD+冬用タイヤで慎重にハンドルを握りました.
高山不動の奥の院でもある関八州見晴台方面を目指しましたが,標高約700mを越えたあたりから残雪や路面凍結も多くなり,昨年運用した運用ポイント,道端のスペースをお借りしてコンテストに参加しました.
運用ポイントには午前8時前に到着,車の高度計で標高約740mを表示,外気温は何とマイナス4℃,周囲は木立に囲まれ視界もなく,好ロケーションとは言えませんがのんびりと参戦です.
視界のない木立の中からのQRVは,GPアンテナの電波伝播を研究・解析?しながら運用を楽しみました.木立や山岳反射,視界が遮られたその場所になぜ電波が強力に届いているのか?とても不思議でした.
早速,車のルーフキャリアにコリニアGPアンテナを差し込んで画像のように設営し,いつもながらの車内からお手軽運用スタイルでコンテストに参戦しました
午前9時コンテストスタート,いつもアクティブな神奈川県藤沢市のJI1ETU舟久保OMと430MHz帯での交信を皮切りにコンテスト参戦,JARL会員増強委員のJA1FAS植草YLからも激励のコール,JH1LWP島田JARL関東地方本部長,JL1ALE菊池JARL千葉県支部長,JM1LRA新井JARL埼玉県支部長ともナンバー交換させていただきました.
11時20分まで周波数をお借りし約180局の方々とナンバー交換,東京都西多摩郡瑞穂町に移動しているJH1SYB内田OMとナンバー交換後に一呼吸,1200MHz帯にQSYし13時頃まで約100局とナンバー交換,430MHz帯に戻って周波数をぐるぐるワッチしながら約70局とナンバー交換しました,430MHz&1200MHzにてコンテストを楽しませていただきました.
今年も,今年初の交信の方とは新年(旧正月?)のごあいさつ,なんと久々の交信も多数,コンテストナンバーの交換だけにとどまらず,コンテスト中ですがちょっと無線談議に花を咲かせながらコンテストを楽しみました.
開局されたばかりのニューカマーハムの方や,カムバックされた方,25年ぶりの交信,青少年お試し入会で入会された方との交信など,多くの皆さんとの交信を楽しみました.
2月3日(日)の東京都支部大会での講演とダンス?に高評価をいただきびっくり,JARL運営への評価や謝辞もいただくなど,叱咤激励も多数頂戴しました.
さらに,1月から開始したJARLの新しいアマチュア無線情報番組「Radio JARL.com」についても,「楽しく聞いてますよ・いつもと違って緊張されてますね・頑張って」などメッセージもいただきました.ありがとうございます.
強い日差しが木立の隙間から差すも気温は上昇せずマイナス気温のままでしたが,車内からぬくぬくオペレートでした.
視界のない木立に囲まれた中での運用でしたが,標高740mというタワーの威力は絶大,350局に迫る大変多くの皆さんとナンバー交換,移動運用でまた多くの感動に出会うことができました.
交信いただきました皆さん,ありがとうございました.交信に至らなかった皆さん,申し訳ありません.次回はよろしくお願いいたします.
追記
JARLの新しいアマチュア無線情報番組「Radio JARL.com」のアシスタントを務めていただいている JARL広報大使のJI1BTL水田かおりさんもコンテスト参加,元気な声は聞こえましたが交信には至りませんでした.残念!
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