今年も11月23日(祝)に開催される第36回東京UHFコンテスト(一般社団法人 日本アマチュア無線連盟
東京都支部主催)に山岳移動で、東京都八王子市と神奈川県相模原市の都県境にそびえる標高854.8mの陣馬山(陣場山)山頂に移動して参加、多くの皆さんとの交信を楽しみました。
首都高速道から中央高速道へと車を走らせ、午前7時過ぎに登山口の和田峠に到着しました。4℃と表示した車の気温計に驚きながら、防寒具と無線装備一式が入ったザックを背負い山頂を目指しました。
空気は冷たくどんよりとした今にも雨が降りそうな空模様、天気予報では寒波到来、夜半には雪、日中の気温は上がらないとの予報、日も射さずいつ雨が降り出してもおかしくない天候で、寒々しく移動運用には向いていない日和となりました。
登山道にはぬかるみや水溜りも各所に、日ごろの運動不足を自覚しながら、紅葉を終えたもみじの絨毯をカサコソと音を立てながら登り、30分ほどで白馬の像が立つ山頂に到着しました。
山頂は冷たい小雨が降りガスが流れて、富士山は厚い雲に隠れて残念ながら望むことができません。東の都心方面だけが明るく輝き澄んでおり、江ノ島や、新宿の高層ビル群、スカイツリー、筑波山をくっきりと眺めることができ驚きました。都心部上空はかなりの風が吹いているのではないかとのことでした。
山頂の富士見茶屋さんと山頂直下の信玄茶屋さんにご挨拶、アマチュア無線を行う許可をいただきました。信玄茶屋さんご夫妻は、アマチュア無線の免許をお持ちでアマチュア無線にご理解をいただいているのは嬉しくありがたいです。
山頂から少し下がったところをお借りしてアンテナを設置させてもらいました。
午前9時コンテスト開始、430MHz帯にて参戦、参加されている皆さんをコールし一息ついたところで、CQを出そうと空き周波数を探すも「855mの標高と言うタワーの威力は絶大!」で空き周波数がまったく見つかりません。1200MHz帯にQSYしたりしながらしばらくコンテストを楽しみました。
コンテスト開始時には止んだ小雨がまた降り出し気温が下がり風も出て、じっとして無線運用をしているのも厳しい状況(寒い地方の方には軟弱と言われそうですが…)に、それなら一服と信玄茶屋さんで温かい山菜うどんを賞味、一味をたっぷりと入れて体を温めました。ゆずの香りもいいですね。スライスし白砂糖をまぶした柚子も美味しかったです。
寒々しい天候に無理は禁物、お声がけをしながらのんびりとコンテストを楽しみました。いつも、このコンテスト時に山頂でアイボールできるJG1IUA SAYAKAさんともナンバー交換、「雨の予報に自宅からコンテストに参加してます」とコメントをいただき、「山頂は寒々しく冷たい小雨、自宅が大正解ですよ!」と強いコメントを返しました。(ハイ!)
のんびりとローパワーながら、たいへん多くの方々とナンバー交換が出来ました。
久々の交信や叱咤激励も頂戴し、会話に花を咲かせながらコンテストを楽しみました。交信いただきました皆さんに厚く御礼申し上げます。
「柚子」をお土産に購入して下山しました。
自宅に帰り早速、柚子1個をスライスし白砂糖をまぶして賞味しました。
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JG1KTCの山岳装備
トランシーバ:TM-833V,電源:リチウムイオンバッテリ,ノートパソコン,430MHz帯:8エレ八木,1200MHz帯:13エレ八木,2m長伸縮ポール,同軸ケーブル,飲料,防寒着など,機材の軽量化を図り2400MHzはお休みにしました.
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