今年のハムフェアは一昨年を上回る数の団体が出展！

アマチュア無線フェスティバル第3回実行委員会に出席

5月21日（土）に東京巣鴨のＪＡＲＬ事務局において，8月27(土)～28日(日)に開催するアマチュア無線フェスティバル(ハムフェア2011）の第3回実行委員会が開会されました。当日は，実行委員ら13名，事務局より3名，計16名が出席し熱心な討議がなされました。委員として出席したJG1KTCのつぶや記です。

今年のハムフェアのメインビジュアル，キャッチフレーズは「社会につながるアマチュア無線」，事務局からの報告に基づき，以下の点について真剣な討議・検討がなされました。

◎ハムフェア2011の準備状況とスケジュール
◎出展団体の審査
◎会場使用計画
◎イベントコーナー
◎工作教室の教材決定
◎特別記念局の運用計画
◎出展者説明会
◎自作品コンテスト
◎支部担当など

ハムフェアは関東地方本部内の都県各支部が工作教室，電気の散歩道，特別記念局，スタンプラリーなど各コーナーをご担当・ご協力いただき運営されております。

今年の出展団体数は，１９９団体（新規出展は10団体）で，一昨年を上回る出展者数となっております。

参考まで，2006年188団体，2007年192団体，2008年199団体，2009年198団体，2010年208団体となっております。未曾有の大震災により出展申し込みの遅れがありましたが，例年同様の出展のお申し込みをいただきました。

昨年実施し好評との評価をいただいたブースのコマ割り一部変更や，出展ブースの人気投票コンテストは今年も継続して実施いたします。

昨年は，メインビジュアル，キャッチフレーズに基づいた展示を行い大好評でしたが，今年は東日本大震災，がんばろう日本，がんばろう東北，皆さんに元気を出していただく展示や，ハムフェア実行委員会としての義捐金の募集など準備を進めることにしました。

例年，フェア初日の夜に開催しておりますアイボールミーティングについては，今年に限って開催しないことといたしました。

なお，今年の出展者説明会・コマ割抽選会は，会場の関係から7月11日(月)に，ハムフェア会場である東京ビックサイトで開催の予定です。

■残念な思い　ＪＡＲＬ第523回理事会で共同提案として2名の理事（1名の理事は欠席）より，ハムフェア中止の提案がありました。（議案書は，ハムフェアの開催日を１週間間違えるなど，取り上げるのはいかがなものかとの声もありました）

この提案について理事から質問が出ると，提案者は主提案者（欠席の理事）が言っていたなどと具体的な説明が出来ない状況にありました。今こそ，日本一体となり復興を考えるべき，積極的な経済活性化，ハムフェアの開催で沈滞ムードの払拭，そしてなによりもハムフェアで元気を出すべきとの意見があり，中止すべきとの意見はひとつもなく，中止提案者１名の理事を除きすべての理事が開催を強く支持し開催を決定いたしました。

さらに，今年はハムフェアを中止して，来年は仙台で開催との議案提出がありましたが，議案提出者自ら取り下げました。

いとも簡単に，ハムフェアを中止すべきとの安易な提案に，将来に存続できるアマチュア無線，ハムフェアの成功，ハムフェアでアマチュア無線のさらなる活性化を真剣に考えている委員の一人として，誠に残念に思います。

ハムフェアが，どのような体制の下に，どのような準備を経て，どのように開催されているのかもまったく解らず理解もせず，思いつき発言のような提案に呆れるばかり，残念でなりません。

以上，ハムフェア実行委員会に出席したＪＧ１ＫＴＣのつぶやきでした。

週末の土曜日は，大阪池田市で理事会，評議員会に出席，日曜はＪＡＲＬ総会となります。

ぜひ皆さん，総会に出席しましょう。欠席される方は，委任する方を指名して委任状の提出をお願い申し上げます。委任状の取り扱いについてはこちらをご高覧ください。