東北地方太平洋沖地震後のJARLの対応について
■東北地方太平洋沖地震後のJARLの対応について■
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により,お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に,被害を受けられた皆様,ご家族様に,心からお見舞いを申し上げます。
一刻も早い復旧,復興,多くの人命が救助されることを祈っております。
JARLでは以下のとおり進めております。また,東京巣鴨のJARL本部にて7.030の周波数を活用して被災地の情報収集を行っております。
有線電話での連絡が可能な方は次の電話番号に情報をお寄せください。
電話 03-5395-3121
1.現在のところ、JARL中央局JA1RLとJA3RL局は、Twitterによる情報の収集と発信そのほかをおこなっています。なお、今後は被災地の状況の変化等にあわせてサポートの形態についても検討してまいります。
JA1RL
JA3RL
被災地アマチュア無線局運用MAP(随時更新中)
(3月19日よりJA1RLとJA3RLは,3.5MHz帯の運用を停止。7MHz帯も朝9:00からスキップ する時間帯まで運用に縮小)
2.福島原発避難地域の周辺にレピータ局を臨時設置(準備中)
福島県田村市と茨城県東海村にレピータ局を臨時設置するため作業を進めていましたが、田村市のレピータは既設の局が修理回復いたしましたので東海村に設置することで臨機の措置による免許を受けました。早急にレピータ局が稼働できるように準備中です。
3.東北地方の避難所付近に居るアマチュア局へ対して応援の呼びかけをおこなっています。
JARLでは、被災地でのアマチュア無線による非常通信支援のための無線機の調達をおこない、被災地における通信支援のための無線局として開設して使用します。
ハンディー無線機は、メーカー各社等のご協力で、JARLとして現在合計300台(144MHz/430MHz帯の2バンド 単3電池可動式など)を確保しましたので、現地への送付、運び込み等が速やかにおこなわれるように準備しています。
4.非常通信などの際は、テレビやラジオ等の報道機関からの情報をアマチュア無線で再送することは非常通信に該当しませんのでご注意ください。また、電話やインターネットが利用できる地域から、被災地以外の状況等をアマチュア無線で通報することも、お控えください。
5.3月14日から計画停電がおこなわれていますが、これによる様々な支障を最小限とするため節電に心がけましょう。
なお、計画停電によりJARLの事務局通常業務に支障が生じることが想定されますので、あらかじめご了承のほどお願いいたします。また、今回の震災で、計画停電によるEメール転送サービスなどへの影響については、JARLWebをご覧ください。
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