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2010年9月

2010年9月29日 (水)

JARL第520回理事会に出席 補足とつぶや記

新生JARL誕生へ第一歩
賛成15、保留1、理事会で承認・可決

JARL第520回理事会が、9月25日(土) 16時からと19時過ぎまで並びに26日(日)15時30分から16時30分まで東京のお茶の水のジュラクで16名の理事と2名の監事が出席して開催されました。

■最初に この出席報告は、
理事会並びに定款・規則等改正審議委員会で誤った情報が独り歩きし会員の皆さんに大きな誤解を与えたり混乱を招く事態が生じたため、情報の取り扱いについて徹底がなされ、
JG1KTCは議事録(JARL速報)が出てから補足説明を行なうなど申し合わせを順守し掲載いたしました。

今理事会は、会長が腰痛で欠席(現在は腰痛も治まって復帰されています)となり、副会長が議長を務め議事進行を行いました。
自論を展開したり、変えることだけが改革という旨を発する出席者がありました。

報告事項、議事、協議事項は以下のとおりです。いくつか補足を記載しました。
JARL Webの理事会報告と一緒にお読みくださいますよう御願い申し上げます。

●主な報告事項
①経理状況について
②会員数について
 9月7日現在の正員会員数 65,455名(昨年同月対比▲2,297名、前月対比▲8名)
 残念ながら現在もなだらかながら減少が続いています。

③継続会費の自動振替について
④会費の一般クレジットカード決済登録件数について
⑤インターネットサービスの登録数について
⑥アマチュア衛星「ふじ3号」の現況について
⑦第15回IARU ARDF世界大会の結果について

 33の国から384名が参加。日本からは28名が参加。入賞者について報告がなされた。

⑧臨時総会打合会開催報告
  

●議題   

◎第1号議題 選挙管理会管理者の選任について
ある理事から長期間就任ついて意見があり今後検討することとなりました。
5名の方を選任いたしました。再任 JA1TY JA1BSN JA1HOF JM1WJV JA2ZP (敬称略)

◎第2号議題 選挙裁定会裁定員の選任について
5名の方を選任いたしました。
再任 JA1BC JA1HBY JJ1HKS JA2BZK 新任 JA1RTG(敬称略)

◎第3号議題 臨時総会第1号議題 社団法人日本アマチュア無線連盟の定款、規則及び選挙規程の全面改正並びに一般社団法人日本アマチュア無線連盟の社員選出のための臨時社員選挙実施要領の承認の件について
ある理事より、9月14日の内閣府公益認定等委員会事務局との会合の折にガバナンス、一票の格差について、しっかりと確認したのかとの再質問(役員メールにて事前に詳細が報告されている)と自論展開がありました。
出席したJARLの定款・規則等改正審議委員会委員長は、それを確認するのが私の任務であり当然ながら心配には及ばない旨の回答がなされました。(これに至る経緯は、こちらの前回の理事会報告でご報告しておりますのでご覧ください)
自論を展開する状況が続き、理事会として最終決断、議長から挙手による賛否によって確認をおこないました。
この結果、第3号議題は賛成15、保留1で原案どおりに承認、可決しました。
新法人へスムーズに移行し、真の改革を推し進めたいと考えております。
臨時総会開催には、告示、65,455名会員の皆さんへのご案内・入場券の送付、現地で運営・サポートいただく実行委員会の皆さんによる準備など事前準備が必須、突然開催はまったく不可能です。賛成しなかった理事から「臨時総会まで時間がある」との発言に言葉もありません。

◎第4号議題 財政問題検討ワーキンググループの設置について
第519回理事会で申し合わせた財政問題に関するワーキンググループの設置内容について審議を行い、全会一致で原案どおりの構成員で設置することが承認されました。
ある理事より、選任された者に対して「覚悟」を聞きたいとの発言がありました。その責務に全力であたることは当然のことであり、無意味な質問でありましたが議長より指名されたので、私は「言うまでもありません」とはっきりと申し上げました。

名称:財政問題検討ワーキンググループ
構成員:JA3HXJ(座長) JA5MG JE1KAB JG1KTC JH1XUP JA2HDE JA0OZZ 7K4WWX

私は、単に経費削減、組織を縮小、収支バランスの不均衡を単に是正し会員減少を助長させることなく、多様な角度から検討を行いアマチュア無線の発展、連盟としての責務、会員サービス、将来に大きく関わる部分まで慎重に検討を進めることが必要と考えております。
すぐできるところはすぐに、長期間の検討が必要であれば時間をかけてしっかりと、答申を行わなくても出来るところから実施できるようにワーキンググループという名称にしております。

◎第5号議題 交信証および受信証の転送取扱規程の改正について
現行規程と運用ルールの統一をはかるため、条項を現実に合わせる改正であり原案どおり承認されました。(これに至る経緯は、こちらの前回の理事会報告でご報告しておりますのでご覧ください)

◎第6号議題 特別局の開設について
特別局の開設については、支部長から専務理事に申請が提出されるため、地方本部により取り扱いが異なっており、これまでも地方本部長が十分に把握できない事例が見られました。
これらを解消するために、私からも提案を申し上げました。詳細は、JARL理事会速報をご覧ください。
申請様式の変更、なかには理事会での審議不要との発言もあり、改めて議題として上程し審議することとなりました。

●協議事項

①臨時総会への対応について
11月21日(日)に、大阪府寝屋川市で開催される臨時総会について報告がなされた。
当日は午前9時開場、10時に開会し審議に入ることが提案され了承されました。
 

②沖縄アマチュア無線50周年における沖縄管内個人、社団局の特別コールでの運用についての経過報告について
沖縄県支部長からJARL事務局へ提出されていた申請書類の対応の遅れについて質問があり、経過説明など専務理事より報告並びに謝罪がありました。
沖縄のすべての個人・社団が特別コールで運用については、法制上付与できない旨の通知が届いている事も報告されました。

③監査長制度について

④JARL.COMの転送の遅延について

⑤JARL登録クラブ申請について

以上、補足とつぶや記でした。お読みくださいましてありがとうございました。
JG1KTCは、予てより幾度も申し上げておりますが、JARLの将来の存続、会員皆様にとってベストな選択を第一に、単に改革という言葉を騙るだけでなく、JARLの現況を十分に理解し、会員サービスの充実、組織の活性化・再生など総合的に判断し、新法人へ移行し真の改革を推し進めたいと建設的に臨んでおります。

臨時総会にお一人でも多くの方にご出席いただきたいと考えます。欠席される方はこちらをご高覧お願い申し上げます。

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2010年9月24日 (金)

25~26日は第520回理事会、第117回評議員会、支部長連絡会

9月25日(土)午後4時から、日本アマチュア無線連盟の第520回理事会が午後9時まで東京御茶の水のホテルジュラクにて開催されます。

理事会では、業務報告に続き以下の議題について審議いたします。
①選挙管理会管理者の選任について
②選挙裁定会裁定員の選任について
③第1号議題 社団法人日本アマチュア無線連盟の定款、規則及び選挙規程の全面改正並びに一般社団法人日本アマチュア無線連盟の社員選出のための臨時社員選挙実施要領の承認の件
④財政問題検討ワーキンググループ設置について
⑤交信証および交信証の転送取扱規定の改正について
⑥特別局の開設について

特に定款・規則及び選挙規定の全面改正、社員選出については、会員皆さんよりご意見をいただき「定款・規則等改正審議委員会」にて審議を重ねて答申を行い理事会で承認の上、評議員会、支部長連絡会を経て臨時総会に上程することになります。新生JARL誕生に向けて重要な審議となります。

翌26日(日)は、午前9時30分より正午までの予定で第117回評議員会が開催されます。評議員会では、業務報告のほかに上記①②③について、臨時総会上程、新法人への移行について審議いただくこととなります。

続いて、午後1時から午後3時30までの予定で支部長連絡会が開催されます。支部長連絡会では、業務報告のほかに上記③の内容についての説明、新人の育成についてなどをテーマとして開催されます。

支部長連絡会終了後に、午後5時までの予定で理事会が開催されます。11月21日の臨時総会へ向けて進んで行くこととなります。

今週末は、JARLの将来を見据えた重要案件の最終審議となりハードな2日間となります。JG1KTCは在京なるも、審議時間延長等に対応もしてしっかりと審議に臨みます。

理事会、評議員会、支部長連絡会の様子は後日 JARLWeb の専用ページにて報告されます。当ブログ「活動報告・つぶや記」でもその様子をご報告いたします。ぜひご覧いただければと思います。

JG1KTCは、予てより幾度も申し上げておりますが、JARLの将来の存続、会員皆様にとってベストな選択を第一に、単に改革という言葉を騙るだけでなく、JARLの現況を十分に理解し、会員サービスの充実、組織の活性化・再生など総合的に判断し、新法人へ移行し真の改革を推し進めたいと建設的に臨んでおります。

臨時総会にお一人でも多くの方にご出席いただきたいと考えます。欠席される方はこちらをご高覧お願い申し上げます。

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2010年9月21日 (火)

CQ ham radio 誌 10月号発売中!

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。暑さ寒さも彼岸までと申しますが、やっと少し過ごしやすくなりました。

Cq201010さて、CQ ham radio 誌10月号が発売されています。
10月号の特集は、「~交信相手は日本から世界へ~HF運用にチャレンジしよう!」と題して、HF帯の魅力から楽しみ方まで、皆さんの経験を基に構成されています。
ぜひ参考にしていただきHF帯での運用を楽しんでください。もちろん、移動運用ならさらに楽しさ倍増です。
QSLカード転送の際のルールなどが「JARLQSLビューローへのQSLカードの送り方」と題して紹介されています。多くの皆さんに遵守していただいている事項ですが、ご存じない方も・・・、ぜひお知り合いの方にアドバイスしていただければと思います。
もちろん、夏の祭典ハムフェアの様子も大きく紹介されています。
さらに別冊付録の「SSBの基本とお気に入りの音作り」で、運用の際の楽しみ方の幅を広げてください。

■今月号の「移動運用セミナー」誌面は
1月号から連載で、アマチュア無線移動運用で楽しさ再発見!と題して、これまで移動運用の魅力に接する機会がなかった皆さんに、ぜひその魅力に接してアマチュア無線を楽しんでいただきたいと、シリーズで移動運用の魅力、ジャンル分類、楽しみ方スタイルなどを詳説、実践編として計画立案、装備、お手軽運用から本格運用までアドバイスして参りました。
10月号では、装備編として、愛好者の皆さんからリクエストの多かった移動運用の際の電源を紹介しています。移動運用の際に使用する電源は、大別してバッテリーと
発電機に分けられます。今月は、近年、小型・軽量化が進み使い勝手が格段と向上した発電機、その選択方法についてアドバイスしています。
ぜひ参考にしていただき、これからの季節、屋外からの運用を楽しんでいただければと思っています。

今月も内容てんこ盛りのCQ誌です。書店にてお手に取りぜひご確認いただければと思います。

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2010年9月 8日 (水)

JARL第519回理事会(臨時)に出席 補足とつぶや記

JARL第519回理事会(臨時)が、平成22年9月5日(日)午前9時30分から午後2時10分まで30分間の昼食を挟んで、東京巣鴨のJARL事務局で理事・監事全員が出席(1名遅刻)して開催されました。

理事会でも、定款・規則等改正審議委員会で誤った情報が独り歩きし大きな誤解や混乱を招く事態が生じたため、情報の取り扱いについて徹底がなされ、正式な議事録が出てから補足説明を行なうなど、その取扱いについて全出席者が順守を了承いたしました。
JG1KTCは決定を順守いたしました事を申し添えます。

また、今理事会でも、激高した声が飛び交ったことは残念でなりません。自分の発言が理解されないと声を荒げたり、延々と話しを続ける理事者、さらに問責といったような言葉を発するなど、将来に向けて建設的な論議を交わすことが出来なかったことを残念に思っております。

報告事項、議事、協議事項は以下のとおりです。いくつか補足を記載しました。JARL Webの理事会報告と一緒にお読みくださいますよう御願い申し上げます。

■主な報告事項
●インドネシアとの間の相互運用協定の推進について
●委員会の開催について
●2010アマチュア無線フェスティバルの開催について

今年のハムフェアは「アウトドアで楽しさ再発見!」をキャッチフレーズに開催されました。初のJARL特別展示として、キャンピングカー、発電機、バッテリーが展示され好評でした。
●6エリアのDXCCフィールドチェッカーの増員について

経理状況、会員数の動向など報告されました。残念ながら、会員の減少は続いています。

■議題
●第1号議題 定款・規則等改正審議委員会からの答申について
定款・規則等改正審議委員会から定款・規則等の改正案が答申され、会員の皆様からの貴重なご意見を確認しながら審議を行い承認いたしました。
 ある理事者より、一般法人への移行に熱心なあまりか、ガバナンスについて自論を長時間展開する状況があった。近々行なわれる内閣府公益認定等委員会事務局との会合の折にこの点も確認することとなり出席を促す声があったが固辞し、代って定款・規則等改正審議委員会委員長が出席することとなった。

私は、これまで審議を重ね関係者との調整を行なってきた専務理事や事務局職員を信頼しなさいと強く促しました。

この審議でも、大きな声が飛び交った。新法人への移行を心配していると言うより、移行させたくない思いが垣間見えたように感じた出席者もおりました。

●第2号議題 臨時総会の議題および告示について
●第3号議題 特別局の開設について

■協議事項
●交信証および受信証の転送取扱規程の見直しについて
 実際の運用に規程が合致していないとの指摘があり転送規定の改正を行うこととした。
 ある理事者より、会員が海外運用を行った際の外国局へのビューロー経由QSLカード転送費用(3,600円)負担廃止について再提出がありました。海外からの運用は国際貢献だから無料にしろと言うものでした。それを言うなら、国内各地からの移動運用は地域の活性化に大きく貢献していると言えます。
複数コールをもって運用を行う方々の費用負担との整合性、あらゆる角度から検討しても困難で、現在のJARLの財政状況からも無理との意見が多数を占め実施しないことと致しました。他の理事者からは、多くの費用を使いDXペディションに行く人がそんなみみっちいこと言わない・・・との発言もありました。
●2011年全日本ARDF競技大会の開催地について
●財政健全化計画のためのワーキンググループの設置について

定款・規則等改正審議委員会の議論の中でも、設置が急務であると全会一致で確認した事項であり進めることとなっておりました。ワーキンググループ(WG)の設置については、議題として取り上げるまでもなくあたりまえのことで事務局も準備を進めております。
私は、ワーキンググループ(WG)では、単に経費削減、組織を縮小、バランスシートだけを検討して会員減少を助長させることなく、将来の発展、連盟としての責務、会員サービス、将来に大きく関わる部分まで慎重に検討を進めることが必要と考えております。

以上、補足とつぶや記でした。お読みくださいましてありがとうございました。
JG1KTCは、予てより幾度も申し上げておりますが、JARLの将来の存続、会員皆様にとってベストな選択を第一に、単に改革という言葉を騙るだけでなく、JARLの現況を十分に理解し、会員サービスの充実、組織の活性化・再生など総合的に判断し、新法人へ移行し真の改革を推し進めたいと建設的に臨んでおります。

臨時総会にお一人でも多くの方にご出席いただきたいと考えます。欠席される方はこちらをご高覧お願い申し上げます。

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2010年9月 4日 (土)

明日5日は第519回理事会

明日は臨時理事会

皆さん,いかがお過ごしでしょうか.東京は連日暑い日が続いています.あまりの暑さに,毎日の通勤でグロッキーとなっています.

さて,明日5日(日)は午前9時30分から午後4時までの予定で,東京巣鴨の連盟事務局において,第519回理事会が開催されます.
今理事会では,JG1KTCも委員として審議を重ねた定款・規則等改正審議委員会からの答申,臨時総会について,特別局の開設などについて審議いたします.

本来,理事会は9月の25~26日に開催予定でしたが,定款・規則等改正,臨時総会の関係から明日は臨時理事会として開催し審議を重ねることになりました.

さらに,9月25~26日には,第520回理事会と臨時総会の関係から11月28日に予定しておりました評議員会,支部長連絡会を早めて開催いたします.

単に改革という言葉を騙るだけでなく,JARLの現状並びに会員皆様の総意を十分に理解して,将来に存続できる真の改革を目指して理事者として責任をもって臨みます.

理事会終了後にご報告申し上げます.ぜひご高覧をお願い申し上げます.
真実をしっかりとお伝えすることが私の責務,皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます.

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