JARL第520回理事会に出席 補足とつぶや記
新生JARL誕生へ第一歩
賛成15、保留1、理事会で承認・可決
JARL第520回理事会が、9月25日(土) 16時からと19時過ぎまで並びに26日(日)15時30分から16時30分まで東京のお茶の水のジュラクで16名の理事と2名の監事が出席して開催されました。
■最初に この出席報告は、
理事会並びに定款・規則等改正審議委員会で誤った情報が独り歩きし会員の皆さんに大きな誤解を与えたり混乱を招く事態が生じたため、情報の取り扱いについて徹底がなされ、JG1KTCは議事録(JARL速報)が出てから補足説明を行なうなど申し合わせを順守し掲載いたしました。
今理事会は、会長が腰痛で欠席(現在は腰痛も治まって復帰されています)となり、副会長が議長を務め議事進行を行いました。
自論を展開したり、変えることだけが改革という旨を発する出席者がありました。
報告事項、議事、協議事項は以下のとおりです。いくつか補足を記載しました。
JARL Webの理事会報告と一緒にお読みくださいますよう御願い申し上げます。
●主な報告事項
①経理状況について
②会員数について
9月7日現在の正員会員数 65,455名(昨年同月対比▲2,297名、前月対比▲8名)
残念ながら現在もなだらかながら減少が続いています。
③継続会費の自動振替について
④会費の一般クレジットカード決済登録件数について
⑤インターネットサービスの登録数について
⑥アマチュア衛星「ふじ3号」の現況について
⑦第15回IARU ARDF世界大会の結果について
33の国から384名が参加。日本からは28名が参加。入賞者について報告がなされた。
⑧臨時総会打合会開催報告
●議題
◎第1号議題 選挙管理会管理者の選任について
ある理事から長期間就任ついて意見があり今後検討することとなりました。
5名の方を選任いたしました。再任 JA1TY JA1BSN JA1HOF JM1WJV JA2ZP (敬称略)
◎第2号議題 選挙裁定会裁定員の選任について
5名の方を選任いたしました。
再任 JA1BC JA1HBY JJ1HKS JA2BZK 新任 JA1RTG(敬称略)
◎第3号議題 臨時総会第1号議題 社団法人日本アマチュア無線連盟の定款、規則及び選挙規程の全面改正並びに一般社団法人日本アマチュア無線連盟の社員選出のための臨時社員選挙実施要領の承認の件について
ある理事より、9月14日の内閣府公益認定等委員会事務局との会合の折にガバナンス、一票の格差について、しっかりと確認したのかとの再質問(役員メールにて事前に詳細が報告されている)と自論展開がありました。
出席したJARLの定款・規則等改正審議委員会委員長は、それを確認するのが私の任務であり当然ながら心配には及ばない旨の回答がなされました。(これに至る経緯は、こちらの前回の理事会報告でご報告しておりますのでご覧ください)
自論を展開する状況が続き、理事会として最終決断、議長から挙手による賛否によって確認をおこないました。
この結果、第3号議題は賛成15、保留1で原案どおりに承認、可決しました。
新法人へスムーズに移行し、真の改革を推し進めたいと考えております。
臨時総会開催には、告示、65,455名会員の皆さんへのご案内・入場券の送付、現地で運営・サポートいただく実行委員会の皆さんによる準備など事前準備が必須、突然開催はまったく不可能です。賛成しなかった理事から「臨時総会まで時間がある」との発言に言葉もありません。
◎第4号議題 財政問題検討ワーキンググループの設置について
第519回理事会で申し合わせた財政問題に関するワーキンググループの設置内容について審議を行い、全会一致で原案どおりの構成員で設置することが承認されました。
ある理事より、選任された者に対して「覚悟」を聞きたいとの発言がありました。その責務に全力であたることは当然のことであり、無意味な質問でありましたが議長より指名されたので、私は「言うまでもありません」とはっきりと申し上げました。
名称:財政問題検討ワーキンググループ
構成員:JA3HXJ(座長) JA5MG JE1KAB JG1KTC JH1XUP JA2HDE JA0OZZ 7K4WWX
私は、単に経費削減、組織を縮小、収支バランスの不均衡を単に是正し会員減少を助長させることなく、多様な角度から検討を行いアマチュア無線の発展、連盟としての責務、会員サービス、将来に大きく関わる部分まで慎重に検討を進めることが必要と考えております。
すぐできるところはすぐに、長期間の検討が必要であれば時間をかけてしっかりと、答申を行わなくても出来るところから実施できるようにワーキンググループという名称にしております。
◎第5号議題 交信証および受信証の転送取扱規程の改正について
現行規程と運用ルールの統一をはかるため、条項を現実に合わせる改正であり原案どおり承認されました。(これに至る経緯は、こちらの前回の理事会報告でご報告しておりますのでご覧ください)
◎第6号議題 特別局の開設について
特別局の開設については、支部長から専務理事に申請が提出されるため、地方本部により取り扱いが異なっており、これまでも地方本部長が十分に把握できない事例が見られました。
これらを解消するために、私からも提案を申し上げました。詳細は、JARL理事会速報をご覧ください。
申請様式の変更、なかには理事会での審議不要との発言もあり、改めて議題として上程し審議することとなりました。
●協議事項
①臨時総会への対応について
11月21日(日)に、大阪府寝屋川市で開催される臨時総会について報告がなされた。
当日は午前9時開場、10時に開会し審議に入ることが提案され了承されました。
②沖縄アマチュア無線50周年における沖縄管内個人、社団局の特別コールでの運用についての経過報告について
沖縄県支部長からJARL事務局へ提出されていた申請書類の対応の遅れについて質問があり、経過説明など専務理事より報告並びに謝罪がありました。
沖縄のすべての個人・社団が特別コールで運用については、法制上付与できない旨の通知が届いている事も報告されました。
③監査長制度について
④JARL.COMの転送の遅延について
⑤JARL登録クラブ申請について
以上、補足とつぶや記でした。お読みくださいましてありがとうございました。
JG1KTCは、予てより幾度も申し上げておりますが、JARLの将来の存続、会員皆様にとってベストな選択を第一に、単に改革という言葉を騙るだけでなく、JARLの現況を十分に理解し、会員サービスの充実、組織の活性化・再生など総合的に判断し、新法人へ移行し真の改革を推し進めたいと建設的に臨んでおります。
臨時総会にお一人でも多くの方にご出席いただきたいと考えます。欠席される方はこちらをご高覧お願い申し上げます。
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