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2009年3月

2009年3月31日 (火)

1月交信局のQSLカードも転送される

今月末にQSLカードが転送される東海・四国・九州・沖縄・東北・北海道・北陸・信越地方、SWLの皆さん、QSLカードは届きましたか?

アクティブなOMから、QSLカードが今月は早めに到着した旨と、「今年の1月に交信した局からのQSLカードも同封されていました」と驚きのコメントが届きました。12月交信の方のQSLカードは当たり前のことながら、2009年1月交信の方のQSLカードが25枚入っていたとのことです。皆さんのお手元には届きましたか?

先に皆さんにご報告のとおり、3月末の転送の際には、転送に要する期間2.5ヶ月に短縮、1月半ばまで島根ビューローに到着したQSLカードが転送されると申し上げておりましたが、予定通りに迅速転送がなされました。今後は、さらに短縮され転送期間2ヶ月も実現されることと思います。

さらに、月内発送から月内到着に向けて鋭意努力しておりますので、4月のQSLカード転送は4月中にすべての方のお手元に届くことと思います。

アクティブなOMからさらに、転送も早くなってビューローの正常化も進む中で、今後はJARLWebなどで、今月は何時まで到着したQSLカードを転送したなど転送状況を公開することで信頼度もUPするのではないかとのコメントもありました。

私も、JARLWebでQSL転送に関してのリアルタイム情報公開(転送状況の公開、不備や規格外で転送できないQSLカードの現況、QSLカードの記載についてなど)が必須であると訴えてまいりました。ビューローの現状を公開することで会員の皆さんにもさらに信頼されるJARL、さらに信頼されるビューローに一歩近づくと考えます。

これらを実現させることが、JARLの将来に向けての展望にも大きく寄与するものであると考えております。

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2009年3月25日 (水)

新バンドプランが告示され運用が可能に!

7MHz帯の拡大アマチュア無線家の長年の願いが現実に!

平成21年3月25日付官報にて、アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別を定める告示がおこなわれ、新しいバンドプランが平成21年3月30日より施行されます。
平成21年3月17日付官報で、7MHz帯の拡大(7000~7200KHz)、および長波帯135kHz帯(135.7~137.8KHz)の新規分配の告示が行われましたが、この新バンドプランにより運用が可能となりました。

なお、現在すでに7MHz帯の免許を受けている方は、新たな申請は不要で3月30日から拡大された周波数帯(7100~7200KHz)での運用が可能です。技術基準適合証明を受けているトランシーバを使用されている方は新たな申請が不要と思われますが、拡大された周波数帯での運用に改造を要するトランシーバでは諸手続きが必要となることがありますので製造メーカーなどへご確認をお願いします。

なお、新規分配となった135KHz帯(135.7~137.8KHz)の運用には免許申請が必要となります。

なお、アマチュアバンド使用区別(新バンドプラン)は、アマチュア周波数帯ですがアマチュア無線連盟で決定するものではなく官報にて告示となります。

アマチュア無線の活性化に期待します。

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2009年3月23日 (月)

JARL東京都支部大会に出席!

願いをこめて 首都東京の魅力あるに支部に!

3月22日(日)に首都東京の支部大会が秋葉原の東京都中小企業振興公社の会議室で開催されました。東京大田区在住の支部会員として出席しました。

20090322 平成20年度の支部大会の日程は、例年同様に3月20日(祝)でしたがいつのまにか変更されたようです。当日は勤務でしたので、時間の都合をつけて職場から会場へと向かいました。

会場は100名程度を収容する会議室。開会時には、関係者を含めて60余名が出席されていました。画像は着席場所から撮影した支部大会の様子です。

来賓の挨拶では、日本一の支部として活性化を訴えた方がありました。東京都支部にはJARL会員数の約1割に匹敵する6000余名もの会員がおります。この数は、6エリアや7エリア全体の会員数よりも多いことをご存知ですか?

議事は、平成20年度の事業報告、平成21年度の事業計画・支部予算案、東京コンテスト表彰と続き、会計決算報告はありませんでした。表彰式では、都内部門入賞者28名のうち、4名の方が直接賞状を手にしておりました。

その後、都内クラブ対抗部門の表彰と続きましたが、主催者の手違い(表彰状を用意してなかったようで)により中止となりました。入賞された2つのクラブが出席(3クラブのうち)、熱心に活動されている某クラブでは、表彰の事前連絡にカメラマンを擁してクラブ員3名が出席されておりましが表彰中止に呆れて言葉もない様子で、表彰式終了後そそくさと会場を後にしていました。なぜこうなってしまうのか残念です。

平成21年度の事業計画では、昨年は初開催した登録クラブ代表者会議が、支部長からひとこと「2年に一回でよい」との発言があり、平成21年度には計画されておりません。出席者数名からどうして?なぜやらないのか?質問したいがとの声があり、休憩時間に支部長に尋ねると、「質問時間は設けていない」との返事、やっと熱心な会員が出席しているのだからと質問時間を設けていただきました。(2006年度までは設けられていました)

講演時には空席が目立ち出席者はたったの50名ほどに減ってしまいました。集合写真を見たらもっと減っていてビックリです。

講演終了後、短時間ではありましたが質問時間が設けられ数名が質問されていました。私からも、次年度事業計画から消えた登録クラブ代表者会議の開催を強く要望し、登録クラブを軽視することなく、支部会員の皆さん、登録クラブの皆さんと一体になった支部運営、6000余名の会員を擁する支部としての活性化を具申、東京都在住理事としても強く要望しました。支部長から実施の旨の回答が得られました。

終了後、懇親会が開催され20数名が出席したようですが、私は勤務がありましたので船橋の職場へ戻りました。

登録クラブの元会長で現在もアクティブにアマチュア無線を楽しまれている出席者から、倶楽部のメールで、支部大会出席を報告した旨の連絡があり、「今回支部大会に出席して、活動が活発な県へ登録を移すことも検討、さらに配布された登録クラブリストに5年以上前に撤退したクラブがあり、支部長は登録クラブの見直しをしたと云っていますが・・・・・「ずさん」の証拠?」とのメッセージがありました。さらに、支部長の連絡先が掲載されていない支部のホームページは東京だけで情けないとの話もいただきました。(私も確認したところ、そのとおりで支部長のみならず誰の連絡先もUPされていません。情けない!支部会員軽視の声が聞かれる。)

東京都支部をぜひ盛り上げて活性化させていきましょう。多くの方が参加できる魅力ある支部に!

追記 集合写真はこちら

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2009年3月21日 (土)

CQ ham radio 誌 4月号発売中!

Cq200904 3連休の方もいらっしゃることと思いますがいかがお過ごしでしょうか。

CQ ham radio 誌 4月号が発売されています。4月号の特集は、「いよいよバンド拡張迫る!」と題して30日に拡張される7MHz帯を大きく取り上げています。ぜひ拡張される7MHz帯を盛り上げていきましょう。

さらに、JA1HQG有坂理事の「バンド開放に先駆けて製作した135kHz帯送信機」の製作記事にも興味深々です。

そして、アウト・ドア移動隊員でもあるJE1LGY斉藤さんのアンテナテクノロジー社 T2FD型 アンテナを使用してのお手軽DXペディションの紹介、今月もドッグパイルを浴びたKH2からのお手軽運用を懐かしく思い出してしまいました。

私の担当する移動運用セミナーでは、春を待ちきれずに開催された「CAMPING&RVSHOW 2009」 の様子を紹介しています。カラーページ「CAMPING&RVSHOW 2009 見てある記」と併せてご高覧をお願い出来ればと思います。5月10日(日)に開講する移動運用セミナーもご案内しています。

JAXA(宇宙航空研究開発機構)勝浦宇宙通信所にて、8J1AXA アマチュア無線の資格を持った10名の高校生がEMEに挑戦した様子を紹介、日頃アクティブなJE1LIB井上さんらが登場しています。

今月も、情報盛りだくさん、さらに付録も付いています。

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2009年3月17日 (火)

7MHz帯拡大が3月30日(月)施行される

アマチュア無線家の長年の願いであった7MHz帯の拡大(7000~7100kHzから7000~7200kHzに)並びに135kHz帯の新規分配が、平成3月17日付の官報で告示されました。3月30日の月曜日より施行されることとなります。詳細が、JARLのWebサイトにて発表されています。これらが、アマチュア無線の活性化につながることを願わずにはいられません。

なお、現在、7MHz帯の免許を受けている方は、新たな申請は不要で、3月30日から7100~7200kHzの拡大となる周波数で運用が可能です。新規分配の135kHz帯は免許申請が必要となります。

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2009年3月16日 (月)

熱海市滝知山で豪華ランチ!?

Qrv20090315 15日は、久々の好天、JH8HAV伊藤OMと一緒に伊豆半島、伊豆スカイライン滝知山園地(標高約650m)から移動運用を楽しみました。当日は絶好の移動日和、富士山もくっきり、多くの方々がアウトドアを楽しまれていました。

20090315_3早起きして午前7時半過ぎに自宅を出発。東名高速・小田原厚木道路・ 箱根新道・伊豆スカイラインの有料道路を経由して滝知山へ。途中、ランチの食材を購入して、10時過ぎに現地に到着しました。普段なら、まずはアンテナ設営、そしてQRVですが、今回はランチの準備。テーブルを組み立てテーブルクロスを、昼食の下ごしらえ・・・ランチに「力」を注ぎました。

20090315正午、おなかもペコペコ、ランチタイムに突入、画像のようなシェフ特製豪華ランチ、照り焼きハンバーグのせ海老チャーハン、ウインナー添え目玉焼き、シェフ特製フレッシュサラダ、野菜たっぷりスープ、デザートなど、自然の中で食べると一段と美味、最後はコーヒーで仕上げました。

午後5時半頃までのんびりと移動運用を楽しみました。交信いただきました皆さんにお礼申し上げます。パイルアップのため、残念ながら交信できなかった皆さん、何卒お許しください。

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2009年3月 9日 (月)

設営時間たった60秒 シングルデルタループアンテナ

8日の日曜日、東京は雨が今にも降り出しそうな空模様でしたが、無線機のスイッチを入れると移動局の元気な声がガンガン聞こえました。バンド内をワッチすると、いつもより多くの方が屋外からQRVしているように感じました。どんよりとした今にも雨が降り出しそうな天候だったからなお更にそう感じたのかもしれません。

いやいや、そうではなかったのです。谷底ロケーション、自宅に設置してあるクリエイトデザイン社の50MHz帯4エレ改造八木アンテナ(4エレ八木は市販されていません)でも、多くの方と交信が楽しめました。春の足音と共に、移動運用を楽しまれる方も増えている様子が実感できました。

20090308 午後2時を過ぎて、皆さんの元気な声に刺激されて、近郊の高台へと車を走らせ、画像のようなスタイルでちょっとだけQRVしました。50MHz帯のアンテナは、設営時間たった60秒デルタループアンテナ(JA6RGB宮崎OM制作、なかなか優れものです。その性能は、CQ ham radio 誌 私の担当する「移動運用セミナー」 2008年5月号誌面で検証済み)、車に装着しているポールに差し込んで完了です。(画像は装着したところ、ポールを伸ばして完了)

どんよりした天候でしたので、無理せず気軽に手軽に遊んできました。皆さんも、外に出てアマチュア無線で遊んでみませんか?

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2009年3月 7日 (土)

島根のJARLQSLビューローから到着したカードを分析

今年も早いものでもう3月です。桜の開花も待ち遠しい今日この頃です。先月末から出張や会合で慌しい日々を過ごしておりました。

先日ビューローからQSLカードが転送されてきました。偶数月発送先である関東・関西・中国地方と7Jのコールサインの方々にQSLが到着したことと思います。

QSLカード転送はJARLの重要な会員サービス業務であり、遅配は会員サービスの低下はもちろんながら会員からのJARLに対しての信頼もうすれアマチュア無線の活性化にも影響を与えていると考えて、昨年5月の理事就任時から転送の正常化・迅速転送を理事会等で訴え続けてまいりました。12月18~19日にはJARL理事会初の島根ビューロー視察を実施し、詳細を2月開催理事会で報告いたしました。

20090303qsl視察後は慢性的と言われてきた遅配から完全離脱、厳しい環境下で従業員の方々が心をこめたQSL転送作業を行っており、現在は順調に転送が行われております。今回は11月末までに島根ビューローに到着したQSLカードが転送されました。その内訳は下記のとおりです。(画像は到着したQSLカード、下表のとおり年・月ごとに分類したものです)

    2009年3月3日到着QSLカード等の内訳
     年    度 交信局数    到着QSL枚数
     2004年        2
     2005年        7
     2006年        15
     2007年      4016      48
   2008年1月        95      1
   2008年2月       290      19
   2008年3月       245      3
   2008年4月       941      37
   2008年5月       202      8
   2008年6月       112      6
   2008年7月       535      38
   2008年8月       643      105
   2008年9月        28       2
  2008年10月       723          224
  2008年11月        25            2
  QSLカード計            517
   SWLカード              0
   参 加 証              1
   総    計           518枚

11月交信局のQSLカードも転送されたことから、11月末日までにビューローに到着したQSLカードの転送処理を行ったことが確認できると言えます。昨年春の転送状況と比べれば3分の1の転送期間に短縮されました。あるOMから送られたQSLカードには、11月中旬にビューローへ発送した旨の小さなマークがありました。このマークをみても、さらに信頼されるビューローへと尽力が不可欠であると思いました。

2月理事会でも転送期間3ヶ月以内を決議したことから、今後は転送期間が2.5ヶ月、2ヶ月~に短縮されるとともに、一部の方々へ届いていない状況がありましたが、大きく改善が図られ確実に皆さんのお手元に届くことと思います。それらを確認するとともに、継続された時点で転送の最終評価を行いたいと考えます。

20090303qsl2さて、最近、複数の交信をまとめて記載したQSLカードが到着します。私も、コンテストなどで複数の周波数やモードで交信した同局には1枚にまとめて記載したQSLカードを発行しています。でも、今回届いたQSLカードの中には、2007年一年間に交信したQSOを1枚にまとめたもの、2006年と2007年の2年間に交信した4回のQSOを1枚にまとめて記載したQSLカードがありました。当然ながら、私の移動先の記載(XX県移動も)はありません。それぞれ違う移動先からの交信でしたのでいただいたQSLカードを見て違和感を覚えました。さらに、3年分のQSLカードを同時に発送されたと思われる方からのカードも到着しました。

驚いたのは、移動運用やコンテストにアクティブなJG1IEB宮下OMから届いたQSLカードです。私が発行しております「アウト・ドア賞」賞状がカードになっていました。なお、皆さんが心配している転送誤配は一枚もありませんでした。

中には、転送規定にぎりぎりのQSLカードが何枚か同封されていました。転送規定に合致しないQSLカードは、JARL事務局にて廃棄処分となっていますが、大量の規格外カードを送る方が少なくありません。該当会員へのフィードバック、返送、書面での注意喚起が不可欠と考えますが、残念ながら関係者には理解してもらえません。何度も同じことを繰り返し、発行したつもりでも実際は届いていない、ビューローも効率の悪い転送業務となるなど問題も生じているのに残念です。

皆さんのお手元に届いたQSLカードの転送状況はいかがでしょうか?よろしければ状況やご感想をお知らせください。メールアドレスはこちらです。メール ぜひとも参考にさせてください。会員の皆さんにもっともっと信頼されるJARLに。アマチュア無線を楽しめる、盛り上げられる環境にして行きたいと考えます。

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