JARL不法局対策委員会に出席
日本アマチュア無線連盟不法局対策委員会が、5名の委員全員と、専務理事、事務局長、会員部長、運用課長らが出席して19日(水)午前10時半から巣鴨の日本アマチュア無線連盟会議室にて開催されました。委員として初出席したJG1KTCのつぶや記です。
開会にあたり委員会は、委員長から挨拶と3名が新委員でもあり、本委員会の役割、これまでの経緯並びに経過などの説明がありました。その後議事進行となり、今期の不法局に対する取り組みや今後の方針など熱心な討議がなされました。(画像は、委員会で作成したリーフレット)
不法局と違法局の表現は、同義語として使われているなど不明確な点もあますが、本委員会としては、できるところから積極的に対応していくことで意見が一致しました。「違法」と「不法」の違いは? 事務局長からは、総務省の積極的な電波監視の取り組み、現況など詳細な報告もありました。
また、昨年から試験運用を開始しているアマチュア版のDEURAS、不法/違法局情報収集システムのデモンストレーションがなされ、運用に向けての積極的な討議が交わされました。監査指導業務とタイアップしての運営が大きな成果を得られるとの結論に至り、ハムフェア等で会員の皆さんにシステムを紹介できるように、今後は理事会提出に向けて進めることとなりました。このシステムが一日も早く運用されることを切望する次第です。
私は、過去に監査指導業務を10年ほど担当しておりましたので、本委員会と監査指導業務とのタイアップが不法・違法局対策の大きな成果につながると期待しております。
夕刻までの委員会は、委員・事務局とも積極的に取り組む姿勢がみられ、たいへん有意義な委員会であったと感じております。
基本的なこと、あたりまえのことですが、会員一人ひとりがコールサインをはっきりと言って、不法局が運用できない環境を築いて排除していきましょう。
また、事務局長から、アマチュア無線機を使用した不法局を不法アマチュア無線と表現されており、アマチュア無線家が不法に運用しているなど誤解を受けやすいことから、不法局(不法無線局)と表現してほしい旨、総務省申し入れたとの報告がありました。たいへん、ありがたいことです。
以上、つぶや記でした。
JARLでは支部ごとに監査指導委員会を設置しています。運用中などお困りの事案は、所属支部の監査指導委員会にお気軽にご相談ください。
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